看護師の副業の選び方と注意点【徹底解説】

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副業選びのポイントアイキャッチ画像 看護師の副業

みなさんは、副業について考えたことはありますか?
最近では、現在の収入にプラスして、副業を探す人が増えています。看護師も例外ではありません。しかし、注意が必要な点もあります。

この記事では看護師の副業の選び方、そして副業を始める時の注意点について詳しく説明します。

まずは、副業とは何か?

カレンダーとお金のイラスト

副業とは、本業の傍らで別の収入源を得ることを言います。
本業に対して、時間的・労働的な負担が少なく、柔軟に働ける仕事が多いのが一般的です。

副業のメリットとしては、収入が増えることによる生活の充実や、経験値の向上、スキルアップがあげられます。しかし、注意が必要なデメリットとしては、本業と並行して副業をすることで時間的・精神的・肉体的負担が増えることが考えられます。そのため、本業に支障が出ること、勤務先から許可がおりない場合があること、万が一の事故やトラブルの責任が増える可能性があります。

看護師の副業は誰でもできるのか?

看護師以外の仕事をされている場合にも言えることですが、副業ができる条件については、勤務先からの許可が必要で、勤務時間外や休日に副業を行うことが原則とされています。
副業をする前に、まずは本業の勤務先の就業規則を確認しておきましょう。就業規則には副業の可否のほか、禁止事項に関する詳細が記載されているので、担当部署に禁止事項について確認する前に就業規則をチェックしておくことも大切です。

そして就業規則で禁止されているにもかかわらず副業をしてしまうと、本業を失ってしまうなどの大きなリスクを抱える可能性があります。

看護師の副業の選び方

看護師が副業を選ぶ際の注意点について解説します。
まず、勤務先との競合がない仕事であることや、看護師としての倫理観を損なわない仕事であることが重要です。

自己分析をして、現在の自分のスキルと得意なことが何かを客観的に考える

最初に、自己分析をしましょう。自分に合った副業は何か、どのようなスキルが必要か、何を得意としているかを客観的に見つめ直すことが大切です。

また、副業で稼ぐことが目的であれば、自分の希望する収入を見据えて考えることが必要です。自己分析をすることで、副業選びの方向性が明確になります。

自分に合った副業を探す

次に、自分にあった副業を見つけましょう。看護師としてのスキルを活かせる副業もありますが、自分の趣味や特技などを活かした副業も選択肢の一つになります。
その際には、副業先の条件や自分のライフスタイルに合った仕事を選ぶことが必要です。また、時には新しいことに挑戦することで、刺激を得ることもできます。

看護師の資格を活かせる副業

  • 高齢者施設
  • デイサービス
  • 訪問入浴
  • イベントナース
  • ツアーナース
  • 検診ナース
  • クリニック
  • 夜勤バイト(病院・高齢者施設)

イベントナースとは、何らかのイベント会場に派遣される看護師のことを指します。単発のアルバイトとして1日から2日程度募集されていることが多く、会場に設置されている救護室や医務室に待機して、急患への応急手当や救急搬送のサポートを行います。

そしてツアーナースは、ツアーに同行して参加者の体調管理を行います。体調不良がみられた場合は、必要に応じて医療機関に連絡することもあるようです。

どちらも単発で募集されていることが多い点や、イベント・ツアーを楽しむことができる点がメリットとなっています。

検診は健診センターで検診業務のサポートを行うアルバイトで、主に血圧測定や採血など普段から行っている仕事を任されることが多いです。場合によっては巡回健診や人間ドックに配属される場合もあります。
ある程度、病院での勤務経験がある看護師であれば気軽に始めやすい仕事内容であり、単発の仕事も少なくありません。このため、スムーズに副業をスタートしたい人やシフトに融通を利かせやすい仕事がしたい人におすすめです。

夜勤バイトは、病院や介護施設での夜勤専従看護師として働く副業です。日勤よりも拘束時間は長いものの1時間当たりの給料が高く設定されている可能性が高いことや、夜勤手当による収入の高さが魅力として挙げられています。
仕事内容は夜間の患者の見守りやサポートのほか、食事介助やナースコール対応、翌朝の検温など一般的な夜勤業務です。看護師としての経験がそのまま活かせる副業として、おすすめされています。

在宅可で資格を活かせる副業

パソコンで仕事を探すイラスト
  • 医療系ライター   
  • コールセンター
  • 保健指導(保健師の資格がある方におすすめ)

在宅ワークとして、クラウドソーシングサービスを利用して、医療系のライターとして活躍するのもひとつの副業のスタイルです。医療系の内容をテーマとしたライティング案件は少なくないので、自分の知識や経験を踏まえた記事を投稿することで在宅でも手軽にお金を稼げます。案件の中には看護師限定のものがあることやスキマ時間を活用できることが魅力で、パソコンを持っていて文章作成に自信がある人におすすめの副業です。

在宅ワークは自宅でパソコンやスマホがあれば簡単に始めることができ、看護師の資格があれば知識や経験をもとに仕事を受注しやすいところがメリットとして挙げられています。

このためクラウドソーシングサイトを利用して在宅ワークする場合は、看護師資格を保有していることをプロフィールなどできちんとアピールすることがポイントです。
クラウドソーシングサイトは、「仕事を依頼したい人」と「仕事を受注したい人」をつなぐサービスであり、誰でも利用することが可能です。サイト内で気になる仕事を探して応募できるので、気軽に挑戦しやすいです。

クラウドソーシングサイトは複数ありますが、初めて利用するのであれば案件数が多い「ランサーズ」「クラウドワークス」の2社がおすすめです。

看護師の副業先を探すのに看護師転職サイトが活用できる

看護師が副業先を探すとき、看護師の資格を活かした副業を探す場合には看護師転職サイトが便利です。看護師転職サイトでは「夜勤のみ」「週1からOK」「単発」などさまざまな希望条件を設定して、副業にぴったりの求人を検索することが可能です。

看護師の資格に関係ない副業

  • アルバイト(募集している多種のものから選ぶ)
  • フリーランスとして自分のスキルでできる副業(WEBデザイン・イラストなど)

看護師資格とは全く関係ない副業を探す時には、転職サイトで募集している多くの職種から、「アルバイト」「単発」などの条件で探して、興味のあるものを探すことができます。

在宅でパソコンなどを使って、クラウドソーシング案件を副業とする人も増えています。

自分に合った副業先を選ぶ

最後に、副業先を選びましょう。
看護師として働いている場合、倫理的な観点から、副業先には注意が必要です。また、勤務先に報告や許可申請が必要な場合もあります。

看護師が副業をする際の注意点

注意が必要と示すイラスト画像

場合によっては確定申告が必要になる

副業の年間所得が20万円以上になった場合には、税務署への確定申告が必要になります。20万円以下だった場合、確定申告は不要です。 ただし地方自治体へ住民税の申告を行う必要があります。 税務署に申告することで税金の還付を受けられるケースも少なくありません。 継続的に副業収入を得るようであれば、しっかりと申告を行うようにしましょう

一定の条件を満たすと社会保険に加入する必要がある

社会保険の加入条件

  • 1週間の所定労働時間が20時間以上ある
  • 継続して31日以上の雇用見込みがある

  両方の加入条件を満たす場合は、加入義務が発生します。

収入の合計額が増えると、社会保険の扶養から外れる可能性がある

配偶者の扶養内でこれまで働いてる方の場合は、副業の収入との合計が130万円未満であることが扶養内でいることの条件になりますので、副業を始める際には事前に確認しておく必要があります。

まとめ

副業は、経済的なゆとりをもたらしてくれることで私たちの生活を明るくしてくれるかもしれません。ただ、本業に支障が出たり体力的な問題が生じると生活を楽しむことができなくなってしまう可能性もあります。副業を始める時には、副業に充てる時間、労働条件などを十分に検討しましょう。自分にあった副業を見つけ、健康的でバランスのとれた生活を送ることが大切です。

副業を行う場合は「適度な継続による副収入」というポイントを心掛け、物事の優先順位を考えた上で副業を選ぶようにしましょう

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